ファイルを差し替えたいとき、ただファイルのアップロード・削除をしてしまうとファイルの参照パスが変わってしまうため、ページ側の編集も必要になります。
ファイルマネージャーには、ファイルの参照パスを変えずに既存ファイルを上書き(置き換え)する機能があります。
まず、記事ブロックのリンク設定をするときにファイルの直接URLを設定していないか確認します。
ハイパーリンクダイアログの「サーバーブラウザ」ボタンをクリックして設定した場合は問題ありませんが、ファイルの直接URLを設定していた場合は「サーバーブラウザ」ボタンをクリックして改めてファイルを選択し直してください。
ファイルの直接URL(https://sample.example/application/files/(数字)/(数字)/(数字)/sample.jpg)の形式でファイルやファイルリンクを設定している場合、当機能でファイルを置き換えても表示が置き換わりません。
ファイルの置き換え機能を使用する場合は、トラッキングURL(https://sample.example/download_file/view_inline/(ランダム英数字))を使用して設定している必要があります。
置き換えたいファイル行にカーソルをあわせ、右端の [・・・] アイコンをクリックします。
表示されたメニューから「詳細」を選択します。
ファイルの詳細ページが表示されます。
[管理] プルダウンメニューをクリックし、表示されたメニューから「入れ替え」を選択します。
ファイルのアップロードダイアログが表示されます。
アップロードエリアに入れ替えたいファイルをドラッグ&ドロップするか、もしくはクリックしてファイルダイアログから対象ファイルを選択してください。
アップロードエリアにファイル名が表示されたら、ダイアログ下の [インポート] をクリックします。
以上で上書き(置き換え)は完了です。
管理画面 > ファイル > ファイルマネージャー ページにて、置き換えたいファイルをクリックします。
置き換え用のアップロードポップアップが表示されます。
エリアをクリックしてエクスプローラー(Windows)またはFinder(Mac)から、アップロードしたいファイルを選ぶか、もしくはドラッグ&ドロップで直接エリアにファイルを移動させます。
ファイルをエリアに移動させると、すぐに上書き(置き換え)処理が実行されます。
ファイル一覧上のサムネイルでは変わっていないように見えますが、これはキャッシュによる影響です。一覧ページをリロードすることで反映されます。
また、上書き(置き換え)処理が実行されているため、フロントエンド側に設置されているファイルの置き換えも完了しています。
実際にページを確認してみてください。
ファイルもバージョン管理されており、古いファイルに切り替えることも可能です。