バージョン: 0.0.1

Concrete CMSの登録済みユーザー宛にメールを送信できるアドオンです。
標準機能として「グループにメッセージを送る」機能がありますが、非常に簡易的な機能で「指定したグループに装飾なしのメッセージを送る」機能しかありません。
(送信履歴や確認画面等はなし、グループの選択も「すべてのグループ」か「指定したグループ」のみ)

当アドオンでは通常のメッセージ送信機能に加え、以下の機能が追加されます。

  • 送信メール履歴一覧
    • 送信日時や送信先、送信内容の確認
    • 送信済みメールから複製して新たなメールとして送信
  • 新規メール作成
    • 宛先に複数のグループを指定可能
    • 宛先にグループセットを指定可能
    • CSVファイルで作成した宛先を指定可能
    • 送信日時の指定が可能
  • Google Analytics 対応
    • メール文中のリンクに Google Analytics 用のパラメータを追加可能

メールを作る

管理画面 > Campaigns を表示します。
Emails ページの [Add Email] をクリックします。

ec_01.png


メールの作成ページが表示されます。
件名、本文(Letter Body)、送付先(Invitees)、メール配信停止設定をしているユーザーにも送付する(Include unsubscribed users)、配信予定日時(Scheduled At)を設定しましょう。

ec_02.png

送付先は、ユーザーグループ、グループセット、CSVファイルから設定できます。
CSVファイルの中身はメールアドレスのみで構成されたCSVを作成してください。

なお、CSVファイルでの取り込み対象は Concrete CMS に登録されているユーザーのみが対象です。
登録されていないメールアドレスを取り込んでも配信対象にはなりませんので、ご注意ください。

変更後は [Save & Preview] をクリックします。

 

メールの送信準備

[Save & Preview] をクリックすると、プレビューページが表示されます。
件名、本文、送付先(Invitees)、メール配信停止設定をしているユーザーにも送付する(Include unsubscribed users)、配信予定日時(Scheduled At) 確認することができます。

ec_03.png

 

送付先の確認

送付先(Invitees) にある [Confirm invitees] をクリックすると、送付予定の対象者リストが表示されます。

ec_04.png

 

テストメール送信

※ 現在、この機能は問題があり利用できません。

設定した件名、本文がどのように送信されてくるのか実際に確認することができます。
プレビューページ下にある [Send a Test Email] をクリックします。

Send test Email ページが表示されます。
Mail Address に、テストメールの送信先のメールアドレスを入力します。

ec_05.png

入力が完了したら、ページ下の [Test Send] をクリックします。

右側の [戻る] をクリックすると、プレビューページに戻ります。

 

メールの再編集

何か変更したい項目があった場合は、プレビューページ下の [編集] をクリックします。

もしくは、一度管理画面 > Campaigns > Emails ページに戻り、一覧から件名のリンクをクリックすることで編集ページに移動することが可能です。

保存するときはまた[Save & Preview] をクリックします。

 

メールの送信設定

すべての準備が整ったら、プレビューページ下にある [スケジュール] をクリックします。
Emails 一覧ページに戻ります。

ステータスが Scheduled になっていれば、設定は完了です。
Scheduled At の日時以降に送信ジョブ(タスク)が実行されれば、メールが送信されます。
ec_06.png

 

メール送信

メールは上記の設定だけでは指定した日時以降に送信されません。
ver.8 の場合は自動実行ジョブ、ver.9 の場合はタスクの実行が必要です。
※ 自動実行ジョブ、タスクで定期的に実行する設定になっている場合は、これ以降の操作は不要です。

送信ジョブ(タスク)を実行する

ver.8

管理画面 > システムと設定 > 最適化 > 自動実行ジョブ ページを表示します。
Send Scheduled Campaign Emails. ジョブの [▶実行] をクリックします。

ec_ver8_07.png

右上に表示される実行処理中のダイアログが消えれば、送信処理は完了です。

 

メールを削除する

作成したメールは、ステータスが DraftScheduled の場合のみ可能です。
また、一度削除したメールは元に戻すことができません。

Emails 一覧ページで、削除したいメール欄に表示されている [削除] をクリックします。
クリックするとブラウザの確認ダイアログが表示されますので [OK] をクリックします。

ec_08.png

 

メールをコピーする

過去に作成したメールをコピーし、新しいメールとして作成することができます。

Emails 一覧ページで、コピーしたいメール欄に表示されている [Clone] をクリックします。

ec_09.png

クリックしたメールがコピーされます。
件名のリンクをクリックして、編集してください。

ec_10.png

 

本文に設定したURLにGA観測用のパラメーターをつける

Google Analytics では、どんな経路でサイトに到達したのかといった解析のためにURLにパラメーターをつけることができます。
当アドオンでは4つのパラメーターを自動で付与することができます。
なお、パラメーターは各メールごとに変更することはできません。

Google Analytics のパラメーターについては公式ヘルプをご覧ください。

管理画面 > Campaigns > 設定 ページを表示します。
utm_source, utm_medium, utm_campaingn, utm_content を設定し、ページ下の [保存] をクリックします。

ec_11.png

以上で設定は完了です。