Concrete CMSにファイルをアップロードすると、直接URLとトラッキングURLという2種類のURLが付与されます。
ファイルが格納されているパスを表します。
このURLを経由して表示されたファイルはファイル権限は適用されず表示されます。
そのため、権限関係なくHTMLに表示させたい場合はこちらのURLを使用します。
なお、直接URLは必ず以下の形式で構成されており、変更することはできません。
https://example.com/application/files/(ランダム数字3桁)/(ランダム数字3桁)/(ランダム数字3桁)/ファイル名
Concrete CMSでは、ファイルごとに権限を適用することが可能です。その権限を判定した上で表示やダウンロードさせたい場合は、こちらのパスを使用します。
また、ファイルが使用されているページや誰がダウンロードしたか等の情報を確認したい場合も、こちらのURLを参照するようにします。
直接URLの場合、ファイルが使用されているページや誰がダウンロードしたか等の情報を確認することはできません。
なお、このURLにアクセスした際に判定処理が行われるためページ内の画像URLとして利用には向きません。(ページを表示する度に判定処理が実行され動作が重くなる)
画像ブロックや記事ブロック等で画像を挿入した際にトラッキングURLに似た形式で表示されますが、URL内に/view_inline/
が含まれていれば、ページ表示時は直接URLに変換されます。
管理画面のファイルマネージャーで、ファイルの詳細ページで確認することができます。
詳細ページをスクロールすると「URL & IDs」の表示があり、そこに表示されます。
ファイルマネージャー上で確認したいファイルを右クリックします。
表示されたメニューから「詳細」をクリックします。
表示されたファイルの詳細ポップアップの「ファイルのURL」「トラックURL」が該当します。