Concrete CMSの用語です。
当マニュアル内でもよく出てくる中で、基本的なものをまとめました。
ページを編集したり、管理メニューを表示する機能です。
基本的には、ゲストでサイトを訪問したときは表示されません。(ゲストにページの編集機能を開放している場合はその限りではありません)
サイトにログインして、編集権限等がある場合に以下のようなツールバーがページ上部に表示されます。
左側のボタンは、現在のページに関する機能です。
右側のボタンは、サイト全体に関する機能です。
Concrete CMSは、多種多様なコンテンツを設置してページを作成していきます。
そのコンテンツのことをブロックと呼びます。
Concrete CMSが標準装備しているブロックは全部で36種類あり、その中から好きな組み合わせでページに設置していくことが可能です。
同じ組み合わせの、同じ設定内容のブロックを複数ページに設定したいとき等に利用できます。
ブロックやレイアウトを設置できる領域のことです。
Concrete CMS上で、あらゆるところに自由にブロックを設置したり、レイアウトを設定したりといったことはできません。
編集モードに切り替えたときに表示される「空の○○エリア」といったように、テーマによって編集できる領域が決まっています。
カーソルを置いたときにエリアの左下には、エリア名が表記されたエリアタブが表示されます。
ブロックが設置されている場合「空の○○エリア」といった表記は出てきません。
その代わり、ブロックにカーソルを置くとエリアの左下にエリアタブが表示されます。
また、エリアは2種類存在します。
グローバルエリアは、サイト全体や複数のページに共通して存在するエリアで、このエリアに設置されているブロックは複数のページに共通で表示されます。
多くの場合、ヘッダーやフッター、サイドバーなどがグローバルエリアに指定されています。(テーマにより異なります)
編集モードでは、グローバルエリアに設置されているブロックは水色の罫線で囲われます。
ブロックを追加する時に水色にハイライトします。
エリアはページごとに独立して存在しており、このエリアに設置されているブロックは、該当のページでのみ表示されます。
編集モードでは、エリアに設置されているブロックは緑色の罫線で囲われます。
ブロックを追加する時、緑色にハイライトします。
レイアウト機能は、ひとつのエリアを複数のエリアへと小分けする機能です。
使用しているテーマが Bootstrap などのグリッドフレームワークに対応している場合、レイアウトを作成する場合にもグリッドフレームワークを使用することができるので、サイト全体で統一されたレイアウトを実装するのに適しています。
※テーマによってはレイアウト機能を使用できない場合があります。
ConcreteCMSでは、ページを保存するたびに履歴が蓄積されていきます。
他のCMSでは更新履歴、ファイルの世代管理、変更履歴などと呼ばれていますが、ConcreteCMSではこの保存履歴のことをバージョンと呼びます。
公開されているバージョン以外は権限があるユーザしか閲覧することができません。
また、履歴として積み上がっているのでいつでも過去のバージョンに戻すことが可能です。
※ バージョンは削除することもできるので、残っていない場合もあります。
※ 弊社ブログにバージョンについての解説があります(こちら)
Concrete CMSは、細かく表示へ編集権限を設定できます。
例えば、特定のページ以下のみ、特定のユーザーグループだけ表示・編集させたりすることが可能です。
ユーザーに管理メニューを開放するかどうか、ページを追加させることができるかどうかなど細かい制御ができます。
また、権限を設定する上で、扱いが特殊なユーザーグループが3つ、特殊アカウントが1つあります。
いずれも、CMSをインストールした際にデフォルトで入るグループ・アカウントです。
URLに使用する、ページの文字列です。
例:https://example.com/blog , https://exmaple.com/blog/hello-world など
URLスラッグは通常、ページ名を設定したときにページ名に「英数字・記号」が含まれていれば自動的に生成されます。
URLスラッグは、以下のルールに基づいて生成されます。
-, _ 以外の記号はブロック等で使用されるクエリパラメーターと競合するのを防ぐため使用できません。
また、コンポーザーにURLスラッグの設定項目を設けない状態でページを公開すると、ページIDがURLスラッグの代わりとして設定されます。