バージョン: 0.5.3

CSV User Import & Exportは、ユーザーを一括登録・更新できるアドオンです。
もちろん、エクスポートも可能ですが、こちらは標準機能でユーザー検索ページにもCSV出力機能がありますので、解説は割愛します。
※ Concrete CMS が5.7系の時代、ユーザー一覧を出力する機能が搭載されていなかったため、本アドオンに出力機能が搭載されています。

 

取り込みヘッダーを登録する

管理画面 > システムと設定 > Backup > Import User CSV > CSV Header ページを表示します。
ページ上部にある [+Add New] をクリックします。

 

ヘッダー一覧の下に入力欄が表示されます。
名前にはインポート時に分かりやすい表示名を、ハンドルには取り込みたいハンドル名を指定し、[新規] をクリックします。

 

指定可能なハンドル一覧

ハンドル名 内容
uName ユーザー名としてインポートされます。
uEmail メールアドレスとしてインポートされます。
Concrete CMSではメールアドレスがキーとなるため、データを更新する際は必ずメールアドレスをインポート対象に含めてください。
uDefaultLanguage 言語を指定してログイン機能が有効な時、これで言語をあらかじめ指定できます。
uPassword パスワードとしてインポートされます。
gName

ここで指定した名前のグループに自動的に入ります。ダブルクォーテーション(")で囲った場合のみ、カンマ区切りで複数指定できます。

なお、このハンドル名を使用した場合、既に所属しているグループをすべて外すことはできません。(必ずひとつ以上のグループがある場合のみ外すことが可能)
更新等で所属しているすべてのグループから外したい場合は、g: グループ名をご利用ください。また、g:グループ名との併用は避けてください。

g:グループ名 0, 1, 空欄の3種類でグループの所属操作が行えます。グループ分の列が必要になりますが、所属しているすべてのグループから外すことも可能です。
0 指定したグループに所属している場合、グループから外れます。
1 指定したグループに所属していない場合、グループに入ります。
空欄 何もしません。

gName との併用は避けてください。

例:元々設定した「管理者」「編集者」グループのうち「管理者」だけ外したい場合

uName,uEmail,g:Administrator,g:編集者
tester,tester@example.com,0,,
上記以外 該当するハンドル名のユーザー属性に入ります。

取り込みたい内容分、ハンドル登録を繰り返します。

 

取り込むCSVファイルを用意する

以下の形式で用意します。

  • 1行目に取り込みヘッダーで設定した名前のタイトル行
  • 2行目以降に実際に登録するデータを記入
  • 保存時は必ずUTF-8形式で保存すること
  • gName, g:グループ名を使用してデフォルトである「管理者」を指定する場合は「Administrator」と指定すること

 

ユーザーデータを取り込む

管理メニュー > システムと設定 > Backup > Import User CSV ページに移動します。
「ファイルを選択してください」をクリックして、ファイルマネージャーからユーザー登録用のCSVファイルを選択します(この場でファイルのアップロードも可能です)
ファイルを選択後、ページ下の [次] をクリックします。

Maps To 列に表示されている対応する CSV Header 列 を選択します。
※ もし取り込まない項目があれば「Ignore」で設定しておいてください

設定が完了したらページ下の「インポート」ボタンをクリックします。
ページ右上にポップアップが表示されている間は、別のページに移動しないようにします。

「Users imported successfully.」のメッセージが表示されれば取り込み完了です。

 

取り込まれてないな?というときは

ユーザー検索で検索しても取り込まれていなかったり、取り込んだ件数と一致しない場合は、管理画面 > レポート > ログより、スキップされた取り込みがないかご確認ください。
メールアドレスに不備があった場合、ログに情報として記録が残ります。

取り込んだ件数と一致していない場合は、同じメールアドレスがCSV内に設定されている可能性があります。
同じメールアドレスを取り込むと、最後に取り込んだデータで上書きされますので、ご注意ください。