Concrete CMS 8.5.21 リリースノート

Concrete CMS 8.5.21 がリリースされました。
本ページは以下の原文を翻訳しています。
https://github.com/concretecms/concretecms/releases/tag/8.5.21

 

挙動の改善(Behavioral Improvements)

  • スタックのインポート時、まずスタックノードにスタックパスがあるかを確認し、なければスタック名で処理するようになりました(Thanks mlocati)

  • ブロックタイプで NULL のエクスポートに対応し、0 の扱いもより正確になりました(Thanks mlocati)

  • ログ処理に関する細かな調整をバージョン9からバックポート(Thanks SashaMcr)

 

バグ修正(Bug Fixes)

  • 削除済みブロックのエイリアスをエクスポートする際に発生していた不具合を修正(Thanks mlocati)

  • 「エクスプレスエントリーリスト」ブロックをコピーしたときの getAreaHandle() 関数エラーを修正(バージョン9ですでに対応済の修正を反映)

 

セキュリティアップデート(Security Updates)

CVE-2025-8571 - Conversation Messages 管理画面における反射型 XSS の修正

  • Url::setVariable メソッドにサニタイズ処理を追加することで、XSS(クロスサイトスクリプティング)の脆弱性を修正しました。

  • 悪意ある入力により、以下のリスクがありました:

    • セッションクッキーやトークンの窃取

    • Webコンテンツの改ざん

    • 悪質なサイトへのリダイレクト

    • 管理者権限を悪用した操作の実行

  • CVSS v4.0 スコア:4.8(中程度)

    CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:H/UI:P/VC:L/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N

  • 修正コミット:

  • セキュリティ調査および報告:Fortbridge