ユーザーをCSVで一括登録できるアドオンの設定・操作ガイドです。
CSV User Import & Exportは、ユーザーを一括登録・更新できるアドオンです。 もちろん、エクスポートも可能ですが、こちらは標準機能でユーザー検索ページにもCSV出力機能がありますので、解説は割愛します。 ※ Concrete CMS が5.7系の時代、ユーザー一覧を出力する機能が搭載されていなかったため、本アドオンに出力機能が搭載されています。 取り込みヘッダーを登録する 管理画面 > システムと設定 > Backup > Import User CSV > CSV Header ページを表示します。 ページ上部にある [+Add New] をクリックします。 ヘッダー一覧の下に入力欄が表示されます。 名前にはインポート時に分かりやすい表示名を、ハンドルには取り込みたいハンドル名を指定し、[新規] をクリックします。 指定可能なハンドル一覧 ハンドル名 内容 uName ユーザー名としてインポートされます。 uEmail メールアドレスとしてインポートされます。 Concrete CMSではメールアドレスがキーとなるため、データを更新する際は必ずメールアドレスをインポート対象に含めてください。 uDefaultLanguage 言語を指定してログイン機能が有効な時、これで言語をあらかじめ指定できます。 uPassword パスワードとしてインポートされます。 gName ここで指定した名前のグループに自動的に入ります。ダブルクォーテーション(")で囲った場合のみ、カンマ区切りで複数指定できます。 なお、このハンドル名を使用した場合、既に所属しているグループをすべて外すことはできません。(必ずひとつ以上のグループがある場合のみ外すことが可能) 更新等で所属しているすべてのグループから外したい場合は、g: グループ名をご利用ください。また、g:グループ名との併用は避けてください。 g:グループ名 0, 1, 空欄の3種類でグループの所属操作が行えます。グループ分の列が必要になりますが、所属しているすべてのグループから外すことも可能です。 0 指定したグループに所属している場合、グループから外れます。 1 指定したグループに所属していない場合、グループに入ります。 空欄 何もしません。 gName との併用は避けてください。 例:元々設定した「管理者」「編集者」グループのうち「管理者」だけ外したい場合 uName,uEmail,g:Administrator,g:編集者 tester,tester@example.com,0,, 上記以外 該当するハンドル名のユーザー属性に入ります。 取り込みたい内容分、ハンドル登録を繰り返します。 取り込むCSVファイルを用意する 以下の形式で用意します。 1行目に取り込みヘッダーで設定した名前のタイトル行 2行目以降に実際に登録するデータを記入 保存時は必ずUTF-8形式で保存すること gName, g:グループ名を使用してデフォルトである「管理者」を指定する場合は「Administrator」と指定すること ユーザーデータを取り込む 管理メニュー > システムと設定 > Backup > Import User CSV ページに移動します。 「ファイルを選択してください」をクリックして、ファイルマネージャーからユーザー登録用のCSVファイルを選択します(この場でファイルのアップロードも可能です) ファイルを選択後、ページ下の [次] をクリックします。 Maps To 列に表示されている対応する CSV Header 列 を選択します。 ※ もし取り込まない項目があれば「Ignore」で設定しておいてください 設定が完了したらページ下の「インポート」ボタンをクリックします。 ページ右上にポップアップが表示されている間は、別のページに移動しないようにします。 「Users imported successfully.」のメッセージが表示されれば取り込み完了です。 取り込まれてないな?というときは ユーザー検索で検索しても取り込まれていなかったり、取り込んだ件数と一致しない場合は、管理画面 > レポート > ログより、スキップされた取り込みがないかご確認ください。 メールアドレスに不備があった場合、ログに情報として記録が残ります。 取り込んだ件数と一致していない場合は、同じメールアドレスがCSV内に設定されている可能性があります。 同じメールアドレスを取り込むと、最後に取り込んだデータで上書きされますので、ご注意ください。
https://concretecms-help.macareux.co.jp/add-on/csv-user-imp-and-exp