用語集

Concrete CMSで使われる用語をまとめています。
一部基本操作で公開している内容と重複している部分があります。

ページあたりの表示件数
用語名(かな) 用語名 解説 関連ページ1 関連ページ2
せいてきさいとえくすぽーたー 静的サイトエクスポーター

サイト全体をHTML等のファイルで出力する機能のこと。静的HTML出力とも。
セキュリティ上、動的CMSであるConcrete CMS をインストールできないサーバーでもサイトを構築できる。
有償アドオンパッケージ。

メリット

  • 表示速度の改善
  • セキュリティの向上 など

デメリット

  • リアルタイムで更新できない
  • 動的ブロック(フォーム、検索ブロックなど)が使用できない など
静的HTML出力
せっていふぁいる 設定ファイル

当ページ内で言う設定ファイルは主に /application/config/concrete.php ファイルのことを指す。

実はこのconcrete.phpファイル、インストールした後は以下のところに配置されている。

  • /concrete/config/concrete.php
  • /application/config/generated_overrides/concrete.php

ひとつめの concrete ディレクトリ以下にある concrete.php は、コアのデフォルト値が設定されている。
そのため、原則ここのファイルは変更してはならない。

ふたつめの /application/config/generated_overrides ディレクトリ以下にある concrete.php は、管理画面から変更された設定値が書き込まれている。
ここを書き換えても変更できるが、管理画面で書き換えられるとすぐに上書きされてしまうためここのファイルの変更は推奨しない。

そのため、設定を書き換えたい場合は /application/config ディレクトリ以下に concrete.php を作成すること。

設定ファイルについて
じどうじっこうじょぶ 自動実行ジョブ

自動実行ジョブとは、管理者やユーザーがボタンをクリックしなくても、Concrete CMS が自動的に実行する処理のこと。
ページがアクセスされたタイミングか、cronなどのスケジューラー機能を利用して設定した任意の時間で実行することが可能。サーバー側でスケジュールを組んで自動的に実行させるにはcronを利用する。

Concrete CMSインストール直後はすべて自動実行ジョブは「Cron」で実行がデフォルトになっているため、サイト構築後にはページアクセスのタイミング、またはcronによる実行で実行させる必要がある。

自動実行ジョブ 定期的にジョブを実行させるには
へんしゅうもーど 編集モード

表示されている状態でページを編集できる状態のこと。ツールバーの編集(鉛筆)アイコンをクリックすることでこのモードに変更することができる。
編集モード中は他のユーザーが編集することはできない。

編集モードを終了するには、もう一度編集(鉛筆)アイコンをクリックするしてページを保存、あるいは変更を破棄する必要がある。

ページの編集と保存、公開
かんりしゃ 管理者

サイトの設定に触れることができる権限を持つユーザーグループのこと。
インストール時に自動作成される全権限を持つ管理者のことを「スーパー管理者」「特権管理者」と呼ぶ。

かんりがめん 管理画面

ツールバーの一番右端に出てくるスライダーアイコンをクリックすると表示されるメニューのこと。
管理画面にアクセスできる権限がないとログアウトボタンが表示される。

 

単純に管理画面の表示権限を開放すると、システム側の設定が触れるようになるので、管理画面をユーザーに開放する際はユーザーが利用してもよい機能のみ表示できるよう権限を設定するのが望ましい。

けんげん 権限

ページやスタックの閲覧・作成・編集・承認や、ファイルの表示・アップロード・削除などをユーザーに許可するかどうか設定することができる。
簡易権限モードと上級権限モードの2種類があり、上級権限モードはより細かな操作制御をすることが可能。

上級権限モードで運用する場合、権限が複雑になりやすいため事前に「どのグループ・ユーザーがどういう操作をして良いか」細かく決定しておく必要がある。

ユーザー/グループに権限を付与 ブロックやページの権限設定
じげんこうかい / すけじゅーるこうかい 時限公開 / スケジュール公開

公開予定日時を指定してページを公開する操作のこと。
公開開始・終了日時を指定でき、期間限定のページを容易に作成することができる。

日時指定して公開する
ぞくせい 属性

ページやユーザー、カレンダーなどに紐付けられる独自項目のこと。
デフォルトでは「Metaタグタイトル」や「タグ」「サムネイル」などがある。

設定できる入力タイプは17種類ほど。

(例:テキスト、テキストエリア、チェックボックス、オプショリスト、トピック、ページ選択など)

なお、エクスプレスではデータ項目(MySQL等では「カラム」)のことを指す。

属性の管理 データオブジェクト(テーブル)の作成方法
わーくふろー ワークフロー

ユーザーが編集したページ・スタックをすぐ公開するのではなく、承認者が編集内容を確認してからサイト上に公開する仕組みのこと。
Concrete CMS では編集者 -> 承認者 の1段階ワークフローが標準装備されている。

有償アドオンで多段階ワークフローを実現することも可能。

ワークフローを作成・設定する ワークフローを承認・却下する