用語集

Concrete CMSで使われる用語をまとめています。
一部基本操作で公開している内容と重複している部分があります。

ページあたりの表示件数
用語名(かな) 用語名 解説 関連ページ1 関連ページ2
はんどる ハンドル

Concrete CMS が内部的に利用する属性や機能の名前のこと。アンダーバーと半角英数字のみ入力することができる。

同じページ内にある「名前」とは別物。同じ機能内で同じハンドル名を使うことはできない。

 

NG例:

ページタイプAに「pagetype」と設定

 → ページタイプBのハンドル名にも「pagetype」を設定する

 

OK例:

ページタイプAに「pagetype」と設定

 → エクスプレスの属性のハンドル名の「pagetype」を設定する

とぴっく トピック

ページやユーザー、カレンダーなどの属性に追加できる「タグ」のようなもの。
ツリー形式で作成でき、concrete5 フルサイトインストール版の「Elemental」テーマの場合、ブログ記事のカテゴリー分けに利用されている。

トピックツリーの管理 トピックリスト
てーま テーマ

サイトに設定されているデザインのこと。
Concrete CMS では、フルサイト版のインストールで「Elemental」テーマが自動的に適用される。

テーマによって背景色や文字色を Concrete CMS 上でカスタマイズすることができる。

ページのデザインを変更する
でーたおぶじぇくと データオブジェクト

Concrete CMS 上で管理できるエクスプレスの「枠組み」のこと。

MySQL等では「テーブル」に該当する。

データオブジェクト(テーブル)の作成方法
つーるばー ツールバー

Concrete CMS にログインするとページ上部に表示される灰色のバーのこと。
ユーザーに許可されている権限によって、以下のアイコンが表示される。

  • 編集(鉛筆)アイコン
  • ギア(歯車)アイコン
  • ブロック追加(+)アイコン
  • ページアイコン
  • 管理画面(スライダー)アイコン

ログインしているにも関わらずツールバーが表示されない場合は、上記アイコンの利用がいずれも許可されていない状態。

たすく タスク

Concrete CMS ver.9 から搭載された、自動実行ジョブに代わる機能。
システムと設定にある「タスク権限」とは異なる。

機能内容は自動実行ジョブの上位版。
自動実行ジョブでは、定期実行させるには実行させたいジョブごとに実行時間等をcronに登録させたりする必要があったが、タスクでは実行時間を管理画面上で設定・管理することができる。
(実際にサーバー側で実行させる場合は、タスク設定画面に示されている実行文を一度登録しておく必要がある)

また、自動実行ジョブを手動実行中はページを移動することはできなかったが、タスクはバックグラウンドで実行する仕組みに変わったため、ページを移動しても問題ない。
ver.8 -> ver.9 へメジャーバージョンアップする場合、独自実行ジョブを構築していた場合は新しく独自タスクを構築する必要がある。

ver.8とver.9で変わったこと
ぞくせい 属性

ページやユーザー、カレンダーなどに紐付けられる独自項目のこと。
デフォルトでは「Metaタグタイトル」や「タグ」「サムネイル」などがある。

設定できる入力タイプは17種類ほど。

(例:テキスト、テキストエリア、チェックボックス、オプショリスト、トピック、ページ選択など)

なお、エクスプレスではデータ項目(MySQL等では「カラム」)のことを指す。

属性の管理 データオブジェクト(テーブル)の作成方法
せっていふぁいる 設定ファイル

当ページ内で言う設定ファイルは主に /application/config/concrete.php ファイルのことを指す。

実はこのconcrete.phpファイル、インストールした後は以下のところに配置されている。

  • /concrete/config/concrete.php
  • /application/config/generated_overrides/concrete.php

ひとつめの concrete ディレクトリ以下にある concrete.php は、コアのデフォルト値が設定されている。
そのため、原則ここのファイルは変更してはならない。

ふたつめの /application/config/generated_overrides ディレクトリ以下にある concrete.php は、管理画面から変更された設定値が書き込まれている。
ここを書き換えても変更できるが、管理画面で書き換えられるとすぐに上書きされてしまうためここのファイルの変更は推奨しない。

そのため、設定を書き換えたい場合は /application/config ディレクトリ以下に concrete.php を作成すること。

設定ファイルについて
せいてきさいとえくすぽーたー 静的サイトエクスポーター

サイト全体をHTML等のファイルで出力する機能のこと。静的HTML出力とも。
セキュリティ上、動的CMSであるConcrete CMS をインストールできないサーバーでもサイトを構築できる。
有償アドオンパッケージ。

メリット

  • 表示速度の改善
  • セキュリティの向上 など

デメリット

  • リアルタイムで更新できない
  • 動的ブロック(フォーム、検索ブロックなど)が使用できない など
静的HTML出力
すたっく スタック

ブロックの集合体。
特定の配置順で設定されたブロック群を、複数のページで共有したい場合に利用する。

グローバルエリアとは違い、ユーザーが任意にスタックを追加・削除することが可能。

スタック単位で権限の設定を行うこともでき、またバージョン管理も行われている。

スタックの管理