※ 画像はver.9のものですが、ver.8でも同じ手順で変更できます。
Concrete CMS内部でなにかエラーが起こったとき、サイトユーザーにエラーがあったことを画面で知らせます。
このとき、サイトユーザー向けに詳細情報を表示するか、そうでないかを設定することができます。
設定は、管理画面 > システムと設定 > サーバー設定一覧 > デバッグ設定 ページで行います。
Concrete CMSインストール当初は「サイトユーザーにエラー情報を表示する」はONになっています。
デフォルトではエラーメッセージとPHPのデバッグ画面が表示される形になっていますが、通常運用のときにPHPのデバッグ画面がユーザーに表示されるのは望ましくありません。
そこで、Concrete CMSは開発者向けのデバッグ画面の表示、詳細なエラーの表示、一般的なエラーメッセージの表示の3種類が用意されています。
基本的には、設定を変えるとページ下部にある「例」にサンプル画面が表示されます。
設定を保存する前に、必ず「例」を確認してください。
エラーを表示項目にある「サイトユーザーにエラー情報を表示」のチェックを外し、ページ下の [保存] をクリックします。
CMS上でなにかエラーが発生したことだけを表すエラーページの表示になります。
エラーを表示項目にある「サイトユーザーにエラー情報を表示」のチェックを入れます。
エラー詳細項目にある選択肢のうち「エラーのメッセージのみを表示」にチェックを入れます。
最後に、ページ下の [保存] をクリックします。
下図の「Sample Message Output!」の部分にエラー文だけ表示されるようになります。
この設定はスタックトレースなどの詳細なエラー内容が表示されてしまうため、基本的には開発時のみ、あるいは詳細な調査が必要な場合のみ有効にすることをおすすめします。
エラーを表示項目にある「サイトユーザーにエラー情報を表示」のチェックを入れます。
エラー詳細項目にある選択肢のうち「エラーのデバッグ出力を表示」にチェックを入れます。
最後に、ページ下の [保存] をクリックします。
PHPのデバッグ画面が表示されるようになります。
Concrete CMSは基本的に「警告(NOTICE等)」レベルのエラーはエラー画面への出力対象外です。
(レポートのログに記録される程度)
注意書きにもあるとおり、この機能をオンにするときは開発時、必要な場合のみにすることをおすすめします。
「警告をエラーとみなす」にチェックを入れると、警告レベルのエラーもエラー画面への出力対象になります。
設定を変更した場合は、ページ下の [保存] をクリックします。