用語集

Concrete CMSで使われる用語をまとめています。
一部基本操作で公開している内容と重複している部分があります。

ページあたりの表示件数
用語名(かな) 用語名 解説 関連ページ1 関連ページ2
ぐろーばるえりあ グローバルエリア

全ページ共通のエリアのこと。
どこかのページでこのエリアを編集すると、全ページに反映される。
基本的にはヘッダーエリア、フッターエリアがグローバルエリアとされている。グローバルエリア自体を追加するには、ページテンプレートのカスタマイズが必要。

グローバルエリアの設定を変更する
けんげん 権限

ページやスタックの閲覧・作成・編集・承認や、ファイルの表示・アップロード・削除などをユーザーに許可するかどうか設定することができる。
簡易権限モードと上級権限モードの2種類があり、上級権限モードはより細かな操作制御をすることが可能。

上級権限モードで運用する場合、権限が複雑になりやすいため事前に「どのグループ・ユーザーがどういう操作をして良いか」細かく決定しておく必要がある。

ユーザー/グループに権限を付与 ブロックやページの権限設定
こんぽーざー コンポーザー

ツールバーのギア(歯車)アイコンをクリックすると表示される。ページ名やURL、ページの配置先などをページ作成に必要な情報を設定する画面となる。

編集モードを使用せず、ユーザーに必要事項を入力してもらうだけでページを作成する際などにも利用できる。

コンポーザーでページを編集する コンポーザーに表示する項目を設定する
さいとまっぷ サイトマップ

どこのページの下に、何のページがあるのかといった情報がツリー形式で表示されたもの。
各ブロックで「どの階層以下のページを表示するか」などで利用される。

管理画面 > サイトマップ > フルサイトマップ 上では、ドラッグ&ドロップによるページ移動やサイトマップ上での編集操作も可能。

なお、サイトマップを表示するには表示権限が与えられている必要がある。

サイトマップでページ管理 サイトマップへのアクセス権限
じげんこうかい / すけじゅーるこうかい 時限公開 / スケジュール公開

公開予定日時を指定してページを公開する操作のこと。
公開開始・終了日時を指定でき、期間限定のページを容易に作成することができる。

日時指定して公開する
じどうじっこうじょぶ 自動実行ジョブ

自動実行ジョブとは、管理者やユーザーがボタンをクリックしなくても、Concrete CMS が自動的に実行する処理のこと。
ページがアクセスされたタイミングか、cronなどのスケジューラー機能を利用して設定した任意の時間で実行することが可能。サーバー側でスケジュールを組んで自動的に実行させるにはcronを利用する。

Concrete CMSインストール直後はすべて自動実行ジョブは「Cron」で実行がデフォルトになっているため、サイト構築後にはページアクセスのタイミング、またはcronによる実行で実行させる必要がある。

自動実行ジョブ 定期的にジョブを実行させるには
すたっく スタック

ブロックの集合体。
特定の配置順で設定されたブロック群を、複数のページで共有したい場合に利用する。

グローバルエリアとは違い、ユーザーが任意にスタックを追加・削除することが可能。

スタック単位で権限の設定を行うこともでき、またバージョン管理も行われている。

スタックの管理
せいてきさいとえくすぽーたー 静的サイトエクスポーター

サイト全体をHTML等のファイルで出力する機能のこと。静的HTML出力とも。
セキュリティ上、動的CMSであるConcrete CMS をインストールできないサーバーでもサイトを構築できる。
有償アドオンパッケージ。

メリット

  • 表示速度の改善
  • セキュリティの向上 など

デメリット

  • リアルタイムで更新できない
  • 動的ブロック(フォーム、検索ブロックなど)が使用できない など
静的HTML出力
せっていふぁいる 設定ファイル

当ページ内で言う設定ファイルは主に /application/config/concrete.php ファイルのことを指す。

実はこのconcrete.phpファイル、インストールした後は以下のところに配置されている。

  • /concrete/config/concrete.php
  • /application/config/generated_overrides/concrete.php

ひとつめの concrete ディレクトリ以下にある concrete.php は、コアのデフォルト値が設定されている。
そのため、原則ここのファイルは変更してはならない。

ふたつめの /application/config/generated_overrides ディレクトリ以下にある concrete.php は、管理画面から変更された設定値が書き込まれている。
ここを書き換えても変更できるが、管理画面で書き換えられるとすぐに上書きされてしまうためここのファイルの変更は推奨しない。

そのため、設定を書き換えたい場合は /application/config ディレクトリ以下に concrete.php を作成すること。

設定ファイルについて
ぞくせい 属性

ページやユーザー、カレンダーなどに紐付けられる独自項目のこと。
デフォルトでは「Metaタグタイトル」や「タグ」「サムネイル」などがある。

設定できる入力タイプは17種類ほど。

(例:テキスト、テキストエリア、チェックボックス、オプショリスト、トピック、ページ選択など)

なお、エクスプレスではデータ項目(MySQL等では「カラム」)のことを指す。

属性の管理 データオブジェクト(テーブル)の作成方法